<軽犯罪法解説>水路交通妨害の罪(7号)

「みだりに船又はいかだを水路に放置し,その他水路の交通を妨げるような行為をした者」(1条7号)

刑法の往来妨害罪(同法124条)の拡大類型(補充規定)となります。同罪は水路の損壊・閉塞を対象としているので,それ以外の行為を処罰するものです。

😎陸路,水路又は橋を損壊し,又は閉塞して往来の妨害を生じさせた者は,2年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。(往来妨害罪。刑法124条1項)前項の罪を犯し,よって人を死傷させた者は,傷害の罪と比較して,重い刑により処断する。(往来妨害致死傷罪。同条2項)

この犯罪も検挙例はほぼありません。 (警察庁「平成29年の犯罪」の「63 軽犯罪法違反 違反態様別 検挙件数及び検挙人員」)