基本書(司法試験受験時代)その他


商法

当時、論文式は会社法から1問、手形小切手法から1問でした。

鈴木竹雄・竹内昭夫「会社法」(法律学全集)
・当時、弘文堂のものよりも新しく、注も充実していました。会社法は改正が頻繁なので最新のものを使う必要があります。

前田庸「手形法・小切手法入門」
・有斐閣の法学教室に連載されていたものをまとめたものです。受験では創造説有因論をとったので、前田先生の本を使いました。現在の実務では約束手形の使用頻度がめっきり減ってしまいました。

酒巻俊雄ほか「商法総則・商行為法150講」
・大学で指定されたテキストだったという記憶ですが、検索しても出てきません。

判例百選
・会社法は当時「会社判例百選」であり、第四版でした。手形小切手判例百選は第三版、商法(総則・商行為法)は初版でした。

刑事訴訟法

裁判所職員総合研修所「刑事訴訟法講義案」
・当時は法曹会から出版されていて第三版でした。裁判所書記官の研修用に作られたもので、とても使いやすいものでした。ただ、捜査の部分が不十分であり、判例百選で補う必要がありました。

田宮裕「刑事訴訟法入門」
・当時、法学教室の連載に田宮先生の演習があったのですが、まとまったものはこれしか見つかりませんでした。

判例百選
・当時使用していたのは第五版でした。

刑事政策

法律選択科目は刑事政策でした。基本書はなく、参考書として以下の本を使いました。ただ犯罪白書は必須でした。当時は書籍のものを購入しましたが、現在は法務省のホームページで見ることができます。

森下忠「刑事政策大綱」
・当時は初版で、ⅠとⅡの分冊でした。

政治学

教養選択科目は政治学でした。

阿部齊「政治学入門」
現在は岩波書店から出ているようですが、当時は放送大学のテキストでした。薄い本でしたが、この本だけで論文式も口述式も十分に乗り切ることができました。