<携帯電話>メールによる料金請求

携帯電話で料金請求のメールを受信したことはありませんか?

実際にサイトなどを使用して、その料金が発生した場合には、通常、携帯電話料金の請求とともに料金請求がなされます。あるいは、使用した際にクレジットカードなどで支払手続をした場合には、その手続にしたがって決済がなされます。

しかし、身に覚えのない料金請求の場合は、いわゆる迷惑メールであるか、振り込め詐欺の可能性があります。振り込め詐欺は悪質な犯罪ですが、請求のメールを送った時点で、本当は請求権がないのに、請求権があることを装って、請求権があると嘘をつき、お金を騙し取ろうとするものですから、詐欺未遂(刑法250条・246条)となります。ですから、このようなメールを受け取った時点で、詐欺未遂の被害にあったとして、警察に被害届を出すことができます。

ただ、送信元が誰か、という犯人の特定が困難であることが通常ですから、警察に被害を申告しても、すぐに犯人を捕まえてくれるというものでもありません。
しかし、振り込め詐欺の撲滅は、現在警察が力を入れているものなので、「こういうメールが来ました。発信元のメールアドレスはこれです。」と言って警察に情報提供をするという意味を込めて、やはり警察に連絡した方がよいかと思います。架空請求のメールに電話番号や振込先の口座などが記載されていると、犯人に一歩近づくことができるので、貴重な情報となります。

また、もしかしたら使ってしまったかもしれない、心当たりのある料金請求のメールが送られてくることもあります。心当たりはあるが、どのサイトか記憶がない、という場合には、たとえ心当たりがあったとしても、正規の請求書が郵送などで送られてきたら支払おうというぐらいに思っておいた方がよいかと思います。実際には使ってないかもしれませんし、使用したとしたら実際に使用したわけですからね。

ただ、使用者が未成年者の場合は、親権者などの法定代理人が取消権を行使することができます(民法5条・120条)。また、正規の請求書で法外な請求をされた場合には、対処方法を弁護士に相談した方がよいかと思います。

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カテゴリー: コラム