音楽配信サービスの衝撃


僕は音楽が好きで、昔からレコードを買ったり、カセットテープに録音したりして、音楽を「所有」し、繰り返し聞いてきた。それが高じて、レコードなどの媒体(ビニール盤、カセットテープ、ビデオテープ、CD、DVDなどなど)を蒐集するようになってしまった。

ところが、ITの発達による音楽配信サービスが登場し、パソコンやスマホで音楽が聴けるようになった。もちろん有料だが。しかも、そのストックは何千万曲もあるという。昔で言う貸しレコード屋が丸々スマホに入って、これを持ち歩けるようになってしまった。いつでもどこでも聴けてしまう。

もともと1か月30日とすれば、ずっと音楽を聴きっぱなしにしても、30*24*60=43,200分で1曲だいたい4分として1か月1万曲しか聴けないのである。1年12万曲しか聴けないから、100年ずっと音楽を聴いていたとしても1200万曲しか聴けない。Apple Musicで4500万曲、Amazon Music Unlimitedで4000万曲、Spotifyで4000万曲以上だって。

定額サービスはお得感満載である。だいたいどのサービスも1か月1000円程度。僕ら世代の中学生時代の感覚だと、LP1枚10曲の2500円。しかもこの10曲で1か月間を過ごしたわけですから。

これまで蒐集したレコード類は一体何だったのか!もともと音質にはさほどこだわらないから、不要になってしまった。

アーティストにどのように著作権料が支払われるのか、詳しいことは知らないが、カラオケのように再生回数に応じて支払われているなら、理にかなっているではないか。いわゆる捨て曲も不要になってしまった。

でも、まだ聴きたい音源はまだまだ網羅されていない。著作権問題がクリアできないか、音楽配信サービスには楽曲を提供しないというポリシーなのか、理由はそんなところであろう。定額の音楽配信サービスには楽曲を提供していないアーティストもまだまだいるが、そのような偏狭な考えは捨て去って、さっさと楽曲を提供してください。その方が広く長く聴かれると思うよ。レコード業界の王者だったカラヤンもビートルズも聴けるんだから。


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